光線療法PHOTO THERAPY

光線療法Photo therapy

光線療法について

いわゆる「日光浴」に近いものと考えて下さい。そして、それ以上の病気回復への効果が確かなものです。
古来より太陽の光は、この地球上の生き物(動植物とも)すべてに不可欠な存在であり、人間においては、水(食物)と空気と同様に身体へ深く影響を及ぼしています。
そして私たちは、光が病気治療の手段にもなりえることを経験的に知っていますし、近年では人体に及ぼす光の影響について科学的解明が進んでいます。

可視総合光線

太陽の光の中で人体に様々な有益な影響をもたらしてくれる光、赤外線・可視光線・紫外線の波長を連続的に含んだ光を「可視総合光線」と呼びます。「可視総合光線」はその波長により人体への効果が異なります。
赤外線や紫外線はよく耳にし、治療にも広く使用されていますが、人間に本来備わっている自然治癒力を増進させるには可視総合光線が最も適しています。
この可視総合光線は治療器用カーボン電極をアーク放電させて、カーボンアーク光源として利用し、太陽光と同じ連続光でありながら、人体に有害と言われる紫外線を含まないもので、血流の改善、免疫力の向上、自律神経を調整により、病気の症状を軽減、回復させ、「未病」や健康増進に役立てて頂けるものです。

  • 6歳の子どもに光線をあてている風景1

    赤ちゃんから光線は当てることが出来ます。

  • 6歳の子どもに光線をあてている風景2

    3才から小学生の子供さんも日頃の疲れからか、光線を当てるとぐっすり眠ってしまうぐらい心地いい!

  • 光線療法で大人の腰を照射

    基本照射は太陽光が当たらないところ。腹部と腰部の照射。

  • 光線療法で大人の足を照射

    足の裏と甲の照射。

光線の作用ならびに効能効果Photo therapy effect

  1. 1.光化学作用

    ビタミンDの生成・カルシウム代謝

    • くる病・骨軟化症・骨粗鬆症・変形性関節症・骨折・捻挫の早期回復・五十肩など骨・関節の症状すべて
    • 皮膚炎(アトピー性皮膚炎・蕁麻疹など)
    • 花粉症・喘息などのアレルギー疾患
    • 生活習慣病(高血圧・動脈硬化・糖尿病・高脂血症)
    • 角化細胞の増殖抑制(尋常性感染・魚の目・たこ等)
  2. 2.光化学作用

    ヒスタミン・ヒスタミン様物質に変換
    血圧降下、血管透過性亢進、平滑筋収縮、血管拡張、腺分泌促進などの薬理作用があり、アレルギー反応や炎症の発現に介在物質として働く。神経組織では神経伝達物質として働き、音や光などの外部刺激および情動、空腹、体温上昇といった内部刺激などによっても放出が促進され、オキシトシン分泌や覚醒状態の維持、食行動の抑制、記憶学習能の修復などの生理機能を促進することで知られている。

  3. 3.殺菌作用

    • 風邪、気管支炎、扁桃腺炎、乳腺炎、中耳炎、膀胱炎などの感染症
    • 外傷、手術創、やけど、床ずれなど
    • 皮膚炎(ニキビ、水虫、爪の変形)
    • 痔核、痔瘻、蓄膿症などの慢性細菌感染
  4. 4.メラトニンの分泌調整

    • 不眠症、時差ボケ、うつ症状、痴ほう症
  5. 5.温熱作用と消炎・鎮痛作用

    • 冷え性、しもやけ、脱疽
    • 心臓病(環状動脈の血行不良)、動脈硬化
    • 胃腸障害

光線療法は鍼灸治療や漢方薬と同等の考えに基づくものと考えていますので、緊急を要するもの(手術が必要)・重篤な感染症以外は適応でき、安全で副作用のないものです。
私自身は第2子を光線治療器で無痛分娩しましたし、子供が小さい時には風邪引きから中耳炎になり、耳の痛みで眠れない時には光線を当てました。骨折をした時にも光線を当て、早期に回復させました。
癌の末期で手術もできず、ドクターから見放された方が、光線を当てると痛みが和らぎ食事がとれ、体力が回復し手術が出来るようになりました。不眠症の方が薬でも眠れないので光線を当てると、食欲が戻り、眠れるようになりました。アトピー性皮膚炎や喘息の子供さんたちにも光線を当て、痒みを抑え皮膚再生を早め綺麗な肌になってもらっています。
まだまだ症例はありますが、あなたの症状をお聞かせ下さい。鍼灸治療・自然薬(漢方薬)・光線療法では、症状を回復させる手段が必ずあるはずですから。

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